
昨今値上がりが凄まじい食卓に欠かせない「ご飯」。
ニュースでは5kg5000円という今まで体験したことのない価格が登場してきたりと、買うのに躊躇しちゃうようなレベルまで来てしまいましたね。
備蓄米で値段が下がるとは一体なんだったのだろうか…。
そんな高いお米を買うくらいならパンや麺に切り替えて食費節約だ!となっている方もいるかもしれません。
そこで、ふと気になりませんか?
「お茶碗1杯って、いくらなんだろう?」と。
今回は、5kg5,000円のお米をもとに、1杯あたりのコストを計算、さらに、他の主食とも比較してみました。
果たしてお米と麺とパン、どれが一番安いのでしょうか!?
【結論】お茶碗1杯=たったの50円

そう、お茶碗1杯は約50円になるです。
高いと思いましたか?安いと思いましたか?
計算式はこちらです。
5kg(5,000g)=5,000円 → 1gあたり1円
ご飯1杯(炊き上がり約150g)→ 乾燥米で約50g使用
50g × 1円 = 50円
※炊飯の電気代や水道代は含まず、純粋なお米代のみで計算しています。
ちなみにお茶碗1杯といってもサイズによって大きな差がありますので、一般的なサイズはこちらです。
- 小:約130g~150g(おにぎり1個~1個半分程度)
- 中:約200g~250g(おにぎり2個程度)
- 大:約270g~320g(おにぎり3個程度)
- 丼物/カレー:大盛りは320g~400g程度
計算式で1杯50円と出したのは小サイズになります。
子供なら茶碗1杯50円程度かもしれませんが、お米が大好きでどんぶり茶碗で食べるよ!って人なら一食400円相当になる計算に。
プラスしてご飯だけではなくおかずも作るとなると、よく食べるファミリー層の食費はお米の高騰で大分圧迫されているとわかりますね。
私の感想としては正直高いな…という印象です。
【比較】他の主食とのコスト比較
お次に他の主食との比較をしてみましょう。
主食 | 1食分の量 | 価格(目安) | 1食あたりのコスト |
---|---|---|---|
白ごはん | 米50g | 米5kg=5,000円 | 約50円 |
食パン1枚 | 約60g | 6枚入り300円 | 約50円 |
カップ麺 | 1個 | 150~250円 | 約200円 |
パスタ | 100g(乾) | 500g=250円 | 約50円 |
こう見ると、白ごはんはかなりコスパのよい主食だとわかります。
今回は5kg5000円で計算していますが、お米の価格が下がってくれれば下がるほどコスパ度は上がります。
特にカップ麺は便利ではありますが、1食あたりのコストが200円前後と割高です。
そのうえ塩分や脂質も多く、毎日食べるにはやや不向き。
一方、白ごはんは安くて腹持ちもよく、組み合わせるおかず次第で栄養バランスも調整しやすいのが大きなメリット。
また、食パンやパスタも同等のコストですが、ごはんは和食中心の家庭では使い勝手もよく、冷凍保存すれば無駄にもなりません。
さぁ、あなたはどれを選ぶ!?
さらに節約!お米の買い方と保存法
なんだかんだ高くとも結局お米食べるしかないのよね…な日本人のみなさん。
少しでもお米を安く買う手段を知って、活用していけば節約になるかもしれません。
何も考えずに高いお米を買わされるよりも、少しの工夫でこの辛い時期を乗り越えていきましょう。
① ふるさと納税を活用する(実質2,000円で大量入手も)
ふるさと納税では、10kg~20kgといった大量のお米が返礼品として受け取れます。
自己負担は実質2,000円で済むため、実質価格で見るとかなり割安。
おすすめ理由は、
- 高品質なブランド米も選べる
- 定期便にすれば買い出し不要
✅楽天ふるさと納税で「米 10kg 定期便」と検索するのがおすすめ!
② まとめ買い&共同購入で単価を下げる
家族や近所の人と協力して、業務用や玄米の大容量(20kg以上)をまとめ買いすると1kgあたりの単価が下がります。
例えば、
- 玄米30kg(精米可):8,000~10,000円前後(1kgあたり約300円)
✅家庭用精米機を持っていれば玄米購入もお得!
③ ネット通販のセールやクーポンを活用
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでは、定期的にお米が安くなるセールが開催されます。
特に楽天スーパーセールやお買い物マラソン、Amazonタイムセール中は狙い目。
ポイントは、
- ポイント還元も考慮すると実質価格が大きく変わる
- 定期おトク便などで安く買える場合も
④ 農家直販・道の駅・JAで買う
農家やJAの直販所では、中間マージンがないため市販より安く買えることがあります。
味も新鮮でおいしいと評判。
探し方のコツは、
- 「地域名+米+直販」などで検索
- Instagramなどで販売している農家もあり
⑤ 精米したての無洗米を狙う(保存性・時短にも◎)
無洗米は少し高いと思われがちですが、水や時間の節約も加味するとコスパ良し。
精米したてを選べば味も損なわれず、保存も効くのでロスが減ります。
✅節水と時短も重視するなら、無洗米+密閉保存容器が最強の組み合わせ👌
【まとめ】結局のところお米なんだな
お茶碗1杯のご飯にかかるコストは、約50円。
お米はまとめて5kg~10kgと買うことが多いので、一度に出ていくお金も多くなり、値段があがれば上がるほど出費が辛くなります。
が、結局のところ他の主食に置き換えても、コスパを考えてしまうとお米が一番なのかもしれません。
- 腹持ちが良い
- アレンジしやすい
- 保存もきく
それがお米。
価格が下がる気配は全然ありませんが、それでも私たちはお米を食べていくのです。
はぁ~お米高い…。
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