会社の意向で遠くへ出張しているにも関わらず、出張手当が少なすぎて実費が掛かってしまうなんてことありませんか?
この記事では、出張貧乏に陥らないために我が家でとった対策を紹介しています。
同じく出張貧乏で悩んでいる方への一つの解決策となればいいなと思います。
我が家は出張貧乏であった

うちの夫は昇進をきっかけに出張がとても多くなりました。
北は北海道、南は九州、車での移動もあれば飛行機の距離もあり、日本各地に赴くことが多い。
会社から支給される手当は、
- 交通費全額
- 宿泊費全額
- 食事代1日3000円
このようになっています。
宿泊費は基本全額支給で出ますが、下限が7500円ということで7500円以下のお宿に止まれた差額分はお小遣いにできます。
(しかし昨今の宿泊費高騰で素泊まりでも7500円で泊まれることが少ない)
食事代は1日3000円。
これもまた今のご時世、1食1000円越えなんて当たり前で、男の大人な満足に食べようものなら足りません。
3000円で3食を補うのは結構節約が必要であり、ここに飲み会など入ってくると途端に手出しが必要になります。
にも関わらず、会社はインフレ対応してくれずに手当は増えぬままで仕方なしに家計から出張費を捻出している現状でした。
出張貧乏を切り抜ける為にとった苦肉の策

夫の毎月のお小遣い+出張の度にお金を渡すというのがとても家計を苦しめる要因となっていました。
酷いときには出張の持ち出し分だけで3万以上になることも。
青天井のままでは家計が持たないと危機感を感じた私は、夫にももっとお金にシビアになってもらうことをお願いしました。
言葉で伝えたところで意識改革が出来る訳もないので、「渡すお金を徹底した」というのが我が家の策。
以前はお小遣いと出張費はこのような数字でした。
お小遣い | 出張費 |
15000円 | 20000~必要に応じて無制限 |
上記の金額には、
- 会社の経費外での飲み会
- ちょっと良いご飯代
- 服買ったり日用品買ったり
- お土産代
- 休日の遊び代
などが含まれる形になっていました。
毎月4万~は夫に渡している計算になっており、あまりにも家計費の負担が大変である。
という話を実際の家計簿を見せながらくどくどと説明…。
私たちも家で節約するので、あなたも出張に行った際は節約してきてよ!というのをかなり強めにお願いしまして、夫に渡す金額は以下の通りに変更しました。
お小遣い | 出張費 |
30000円 | なし |
そう、出張費を無くしました。
お小遣いを増やすのでそれでもう全部やりくりして!とぶん投げた、ということです。
結果的には家計からの支給は減額です。
仕方なしに飲み会などが多発で断れない雰囲気だったら別途支給も考えますが、基本的にはもうこれ以上出す余裕はないからとお話しました。
我が家の夫は、酒飲まない、たばこ吸わない、のタイプ。
出張じゃない時は家で作った弁当や水筒を持たせているので、基本的に会社と家の往復ならお金を使わずに生活できます。
ひもじいかもしれないけど、無い袖は振れないということで納得してもらう形で減額に。
数か月運用してみて問題もなくいけたのでこれが我が家のスタンダードとなりました。
出張先での節約ポイント

そんな減額をしぶしぶ受け入れてくれた夫ですが、夫は夫なりに出張先での節約を楽しんでいるようです。
例えば、
- 地元密着型スーパーで激安の弁当を買う
- ペットボトル飲料は出張先で箱買い
- 現地でしか買えない物を買い物代行して小銭を稼ぐ
- 予約サイトの特典で還元ポイントを貰う
- 一食抜いてダイエット
などなど。
半額シールの時間帯を狙って買い物へ行くなど、主婦の鑑みたいな行動も身に付いたようです。
経費をとことん節約して家計に協力してくれるのは本当に助かります。
私がやりくり下手な主婦という貧乏くじを引いているにも関わらず、協力的な行動をしてくれる夫には感謝しかありませんね…。
ちなみにどうしても足りない!という時用にクレジットカードは持たせているので、お金がなくて何もできない環境にまでは追い込んでおりませんのでご安心ください。
会社の出張を利用して小銭を稼ぐ
我が家では、夫の出張にかこつけて地道ながらお小遣いも稼がせて頂いております。
- 飛行機のマイルを貯める
- 宿泊費などの支払いをクレジットで払う
これによりJALカードのマイルが沢山貯まる仕組みが出来ましたので、夫に頑張って節約してもらっている分は旅行の時に還元しようと思います。
出張貧乏を乗り切るには結局節約かもしれない

本当は夫が会社にガツン!と経費を上げてくれ、と交渉してくれるのが一番なのですが、それも一筋縄ではいかなさそうなのが現実。
我が家はお世辞にも高収入世帯とは言えませんので、こうした小さい努力を重ねることしかできません。
大変ながらも出張で日本各国を飛び回る夫に、少しでもお小遣いを増やしてあげられるように努めるのが私の役目。
これからも日々の節約を意識して家計改善に取り組んでいきたいと思います。
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