「今月もまた赤字…」「ちゃんと節約しているはずなのに、なぜかお金が貯まらない」——こんな悩みを抱えておりませんか?
私自身、長年赤字家計で自転車操業でやりくりしてきた身。
なんとか家計を改善したいと思って、管理方法や節約法を模索する日々です。
すぐに改善することはなかなか難しいですが、家計管理は原因を突き止めることで少しずつ改善できるようになるものです。
今一度、家計管理がうまくいかない理由と解決策を考えてみました。
家計管理がうまいくいかない理由とその解決策

家計管理がうまくいかない理由は大きく4つあります。
解決策と共に1つずつ見ていきましょう!
1. 支出を把握していない
「なんとなく節約していれば大丈夫」は実際のところ全く大丈夫ではない。
実際にはコンビニでのちょっとした買い物、カフェ代、セールでの衝動買い…気づけば予定外の出費が積み重なり、「今月も赤字!」という状態から抜け出せなくなってしまうことも。
例えば、朝のコンビニコーヒー(150円)を週5回買うと、1か月で 3,000円。
さらに、ちょっとしたお菓子や雑誌を一緒に買えば、気づかぬうちに 1万円以上の出費 になっていることもよくあること。
これらは支出を把握していないに該当し、赤字に近づく行動です。
✅解決策:「支出を見える化」する
節約などを意識しないでも、とりあえず1か月間の支出を全て記録してみましょう。
すると、「こんなに使ってたの⁉」と驚く結果になること間違いなし。
支出を意識するだけで、「これは本当に必要?」と考える習慣が付き、結果節約へと繋がります。
✅簡単にできる支出の見える化の方法
- 家計簿アプリを活用する(レシート撮影機能があるものが便利)
- 手書きノートで記録する(シンプルな表でOK!)
- 「固定費」と「変動費」に分けてチェックする
まずは1か月分の支出を記録してみることが大切。

思った以上に無駄な出費が見えてくるはずだよ。
2. 目標がないから貯金できない
「今月こそ貯金しよう!」と思っても、気づけばお金が残っていない…。
特に何の計画も立てずに「余ったら貯金しよう」と考えてしまうのはとてもナンセンス。
1か月終わる頃、結局余ることはほとんどなく、貯金ゼロの月が続くという悪循環に繋がります。
例えば、「旅行に行きたいなぁ」と思っていても、具体的にいくら必要なのか、いつまでに貯めるのかを決めておかないと、「まぁ、来月から頑張ればいいか」と先延ばしになってしまうので、貯金ゼロで計画そのものが破綻しかねます。
✅解決策:貯金の目的を明確にする
貯金をするのならば、しっかり目標を決めましょう!
まずは、「何のために、いつまでに、いくら貯めるのか」を決めるとGOOD。
✅目標設定のポイント
- 具体的な金額と期限を決める(例:「1年後に10万円貯める」)
- 毎月いくら貯めればよいか計算する(例:「月8,500円ずつ積み立てる」)
- 貯金専用の口座を作り、自動積立を設定する
例えば「半年後に5万円の旅行資金を貯める」と決めたなら、月8,500円ずつ別の口座に自動振替するようにすると勝手に貯金ができます。
意識せずにお金が貯まり、無理なく資金が貯まるので自動振替はオススメです。
また、お給料が入ったらすぐに先取貯金をすると、あるだけのお金で生活せざるを得ないので結果貯金に繋がります。
「なんとなく貯金」ではなく、「目的を持った貯金」を始めるだけで、お金の管理がグッと楽になること間違いなし。
3. 衝動買いがやめられない
「セール!限定品!今だけお得!」という言葉に弱く、気づけば予定外の買い物をしてしまう…なんて経験ありませんか?
以前私は、ネットショッピングや店頭のPOPに惹かれ、「買わなきゃ損!」と焦って購入し、後から「本当に必要だった?」と後悔することが多々ありました。
例えば、ファッションサイトで「期間限定50%オフ!」と見て、「この機会を逃したら買えないかも…」とポチッ。
しかし、結局ほとんど着ないままクローゼットの奥へ…。なんてこともザラ。
有名なインフルエンサーが、テレビでオススメしていたからなど衝動買いの誘惑は数多です。
そんな衝動買い、辞めましょう!
✅解決策:「買う前に一晩考える」習慣をつける
衝動買いを防ぐために、「即決せず、一晩考えるルール」 を実践しましょう!
欲しいものがあっても、すぐに買わず「本当に必要か?」と考える時間を持つことで、 買わなくても平気だった ということが意外と多いことに気づくはずです。
これは友人からの受け売りですが、「生死に関わるほど必要か?」と考えることで一旦買うのをストップすることができますよ。
✅衝動買いを防ぐためのコツ
- 欲しいものリストを作る → すぐに買わず、一週間後にまだ欲しいか確認
- 買う前に「本当に必要?」と3回自問する
- クレジットカードではなく、現金払いorデビットカードを使う
衝動買いが辞められない人は、これらの方法を試してみてください。
「安いから買う」のではなく、「本当に必要なものだけ買う」 という意識に変化させることが大切です。
衝動買いを減らすことは、無駄遣いが減り家計の節約に繋がる大切なポイントです。
4. 収入と支出のバランスが崩れている
「もっと節約しなきゃ…」と頑張っているのに、なぜか毎月赤字になる不思議。
以前の私は、日々の節約ばかりに気を取られ、そもそも 収入に対して支出が多すぎる ことに気づいていませんでした。
例えば、収入が20万円なのに、家賃7万円、スマホ代1万円、サブスク5,000円、外食3万円…と積み重ねていくと、 気づいたら生活費がオーバーになることに。
どれだけ節約しても、そもそも固定費が高すぎれば赤字は避けられません!
✅解決策:固定費を見直す
支出を減らすには、 「変動費」よりも「固定費」 を削減するのが効果的。
私の場合だと、スマホを格安SIMに変更したり、不要なサブスクを解約しただけで 毎月1万円以上の節約 に成功しました。
✅収入と支出のバランスを整えるためのコツ
- 固定費(家賃、通信費、保険、サブスク)をチェック → 本当に必要か見直す
- 家計の「割合」を意識する(例:家賃は収入の30%以内、食費は15%以内)
- 支出が収入を超えていないか毎月振り返る
節約ばかりに目を向けるのではなく、 「そもそも支出が収入に見合っているか?」 を見直すことで、家計がぐっと安定します。
毎月赤字になりがちな方は、まず固定費の見直しから始めてみてください!
(と、私自身自分に言い聞かせます…)
まとめ:小さな改善を積み重ねよう!

家計管理がうまくいかない原因は、
- 支出を把握していない(なんとなく節約ではダメ!まずは「見える化」)
- 目標がないから貯金できない(具体的な貯金額と期限を決める)
- 衝動買いがやめられない(「買う前に一晩考える」習慣をつける)
- 収入と支出のバランスが崩れている(固定費を見直して無理のない生活に)
私自身も家計管理が苦手でしたが、少しずつ意識を変えることで改善できるようになりました。
大切なのは 「完璧を目指さず、できることから始めること」 です!
まずは 家計簿をつける、貯金の目標を決める、無駄遣いを減らす、固定費を見直す など、できることから1つ試してみるのをおすすめします。

コツコツ続けることで、家計管理は必ずうまくいくよ!
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